ヒードラン

 DPで初登場した全ポケモン中、炎と鋼を併せ持つ唯一のポケモン。ptでレベル50で登場して解禁されました。種族値は全体的にかなりの高水準で、得意不得意なポケモンが極端に分かれているという特徴を持ちます。それ故、炎や鋼が欲しいからと何も考えずにとりあえず入れるとパーティバランスが悪くなりがちです。弱点を補うようにヒードランを中心にパーティを組み立てることで真価を発揮するでしょう。
 メインウェポンの炎技は定番の熱風やオーバーヒートが人気です。後は守ると技が二つ入りますが、ここは比較的自由なスーペースなのでパーティに合わせて鬼火、大地の力、挑発、龍の波動、大爆発、めざめるパワー辺りから選びます。持ち物は4倍弱点を補うシュカの実が一番の人気で、ヨプ、スカーフ、ラム辺りも選択肢です。

[配分例]

  • 臆病
  • 努力値 H180 B156 S172
  • 実数値 189-*-146-150-126-130
  • 技構成 熱風 鬼火 大地の力 守る
  • 持ち物 シュカの実

自分の好きな耐久型ヒードランです。まず素早さが130調整というのはあまり見たことがないと思いますが、これはS補正なし全振りヒードラン+1で、臆病以外のヒードランに確実に先制して大地の力を打ち込むことができます。後は余った努力値で205メタグロスの75%地震シュカなし耐えをHPが一番高くなるように施しました。これで同時にサンダーの10万ボルトも確実に二発+@耐える特殊耐久を得、シュカ込で[グロス地震+サンダー10万+@]以下の攻撃では倒れない硬いヒードランの完成です。特攻は無振りで150もあるのはさすが。正直これだけあれば特に不満は感じません。ウインディが無振りで120(全振りでも152!)しかないのと比べると如何にヒードランのステータスが高水準なのかわかりますね。
 実はこの耐久ヒードラン、図太いでやったほうが全体のステータスの効率はいいです(図太いの場合 189-*-146-153-126-129)。しかし自分はそういったヒードランに先制できることを重要視し臆病を選びました。今回は個人的に好きな耐久重視型-臆病verを紹介しましたが、その他にも火力重視控えめ調整、耐久重視図太い調整、臆病CS、両刀爆発型など調整は色々できます。ヒードランにテンプレ調整はありません。自分に合った配分を見つけてみましょう!