セジュン氏のINC記事(翻訳)

元記事:http://blog.naver.com/wp2dmldkdlel/220290548887

International Challenge Februaryにて使用したパーティです。去年のINCとは違い何故か一日の対戦可能回数が10回に減って、一回勝負というインターネット大会の特性上、意外性とサプライズKOに重点を置いた使い捨てパーティです。

マニューラ@命の珠
プレッシャー
陽気
A252 B4 S252

  • 猫騙
  • 氷の礫
  • はたき落す
  • けたぐり

猫だましサポートとパーティの攻撃相性を氷・悪のユニークな組み合わせでカバーしてくれます。気合の襷はフシギバナに渡ってしまっているので道具は命の珠で、そのおかげで威嚇を受けても猫だましと氷の礫で相手のスカーフランドロスを中乱数で落とすことができました。はたき落すは低乱数ですがH252ギルガルドを一撃で落とせる可能性もあり、テラキオンもけたぐりで確1です。マニューラテラキオンを上に配置しておけば袋叩きを予想されやすいですが、より悪タイプの攻撃で火力が出るはたき落すを・・・ではなくこれは袋叩きはマニューラに進化してしまって覚えられないので何がより良いか悩んだ末、仕方なくはたき落すにしました。袋叩きを場合相手のゲンガーを確1にできるなどオプションが増加しますが、これといった悪・ゴーストタイプの技がないパーティにははたき落すでも良いと思います。

テラキオン@ラムの実
正義の心
陽気
H4 A252 S252

リザードンとガルーラ両方に強く、速い速度と高い火力、立派な岩・格闘の牽制幅。弱点は多いですが耐久を持った優秀なポケモンです。電磁波や鬼火等に能力を落とされやすいので道具はラムの実。身代わりは相手の守る読みやターンを稼ぐとき、また耐久型ボルトロスヤミラミなどの悪戯心の状態以上技を使ってくるポケモンを相手にする際にとても有効でした。一度身代わりを残すことに成功すれば起点を作りやすくなります。五世代の時使っていましたが今も凍える風クレセリアと身代わりテラキオンの愛称は抜群です。

リザードンリザードナイトY
猛火
控えめ
H60 B92 C164 D4 S188

火力は他を寄せ付けないメガポケモンで、天気コントロールも可能でパーティ内のどんなポケモンとも大体よく合います。リザードンフシギバナの誓いコンボはそこまで見ないわけではありませんが一般的に相手はそんなに意識しておらず、また誓いの火力がものすごいのでサプライズKOからバトルの流れを変えることができ、炎の海の効果もとても役立ちます。晴れ状態なら単発の炎の誓いでもギルガルドを確1にするのに十分だし、ワイドガードの影響も受けない命中100の安定した炎技としても使用に値します。ソーラービームフシギバナがいるので他の技に変えようかとも思いましたが相変わらず使用機会が多かったし、特に他の技も思いつかなかったのでそのまま使いました。努力値は意地っ張りファイアローの鉢巻ブレイブバード、臆病C252ボルトロスの10万ボルトを確定で耐え、Sは実数値144で凍える風込でスカーフ意地っ張りランドロス抜き調整をし残りはCに投資しました。

フシギバナ@気合の襷
葉緑素
控えめ
H4 B4 C248 S252(CD個体値30)

  • ヘドロ爆弾
  • 草の誓い
  • 目覚めるパワー地面
  • 守る

先発でリザードンフシギバナの組み合わせで出すことが多いです。葉緑素のおかげで大体のスカーフポケモンを抜け、気合の襷でファイアローリザードンメガボーマンダなどに縛られずに攻めることができます。相手のスカーフランドロスは大体フシギバナの誓いで処理しますが、ほとんどのチョッキランドロスも確1にできます。リザードンフシギバナの組み合わせがヒードランに完封されるのが嫌でめざ地を使いました。とりあえずヒードランには確実に強くなり、おまけでキリキザンメガゲンガーにある程度打点を持てるなど、それなりに良かったです。しかしメガボーマンダには相変わらず弱いのは少し気になりました。

ランドロス@拘りスカーフ
威嚇
意地っ張り
A252 B4 S252

  • 地震
  • 岩雪崩
  • とんぼ返り
  • 馬鹿力

ありふれたスカーフランドロスで、選出率は低めです。必要だと思った時に時々選出します。

クレセリアゴツゴツメット
浮遊
図太い
H252 B108 C4 D4 S140

パーティで唯一の高耐久ポケモンであり、難敵のテラキオンボーマンダを処理する大きな役割があります。瞑想と月の光でしつこく生き残って相手の陣を突破する姿がよく見られました。凍える風でリザードンテラキオンのサポートもしっかりします。素早さは凍える風で115族まで抜けるようにし準速キザン+1としましたが、キリキザンより先に凍える風が入ってしまうと損をします。(もちろん気合の襷発動後であれば先に攻撃できる方が遥かに得)とにかくキリキザンがいる場合はプレイングと選出を慎重にする必要があります。

基本的にポケモンたちの耐久が低いので相手の追い風やトリックルームに弱く、挑発や怒りの粉、この指とまれなどがなくて各種ギミックパーティの対策が薄いです。実際に雨+滅びの歌に一度、デスラッキー派生に一度ずつ負けました。大会の成績は24勝6敗で1736くらいと予想します。炎の誓いをチョッキブシンが耐えてきて負けたり大事な瞬間に急所に受けたりと悔しい競技が多かったですが、大会直前に組んだ使い捨てパーティの割にはそんなに悪くありませんでしたね。WCS2015のルールは良くないと思っていましたが今回の大会である程度楽しんだら、これも良いと思えてきました。そろそろ韓国もWCS関連ニュースが出る時になりましたが、今から楽しみです。