ラグラージ

wcs2009の中盤から後半にかけて頭角を現してきたポケモンです。採用率が上がった一番の理由としては大量発生していたサンダーとメタグロスに対し強かったからでしょう。優秀なタイプと技を持っており、耐久が高い上に弱点がダブルでは採用率が低い草技のみと非常に使い勝手の良いポケモンです。電気技が効かないので放電パとも相性抜群ですね。
[配分例]

  • 性格 生意気
  • 努力値 H236 A4 B76 C132 D60
  • 実数値 205-131-120-122-129-72
  • 持ち物 達人の帯
  • 技構成 大地の力 冷凍ビーム けたぐり 守る

ラグラージは本当に色々な配分が可能で、人やパーティによって性格、努力値、技構成が全然違ったりします。ただ一つ言えるのは両刀にしたり、特殊一本にするなどシングルに比べると特殊に若干偏った構成になることが多いです。理由は言わずもがな・・・「威嚇」の存在ですね。例えばメインウェポンに地震を採用している場合、威嚇をもらうとメタグロスを二発で落とせなくなるのに対し、大地の力なら二発で落とせる・・・とこの差は歴然です。ウインディ等がとばしてくる鬼火が怖くないのも特殊型の利点です。
 上の型の説明です。まず耐久面ですが、物理耐久がカビゴンの恩返し二発耐え、特殊耐久がラティオスの草結び耐えになっています。珠草結びは無理ですが、ここまで上げることでサンダーのめざ草は余裕だしメガネ流星群も耐えるのでちょうどいい目安だと思っています。余りの努力値は特攻に入っています。これで達人の帯と合わせ、グロスサンダーラティにかなりのダメージを与えることができます(確2以上)。そして残りの枠はHGSSで新たに追加された教え技「けたぐり」。技を特殊だけで構成すると「カビゴンの突破が難しくなる+高い攻撃種族値がもったいない」ということになるのですが、けたぐりを覚えさせることでそのジレンマをすっきり解消です。攻撃に振らなくても達人の帯込みでコメットパンチ二発耐えカビゴンを確定2発です。
 ラグは決して「キモクナ〜イ!」