64ダブル 続き2
- メガヤンマ 臆病or控えめ
まずメガヤンマは臆病か控えめにするかで非常に悩むところです。まずはプラチナ以降増えた控えめヤンマの利点と欠点について述べます。控えめヤンマが増えた理由としては単純にヤンマミラーがほとんどなくなったことです。プラチナ以降の催眠術の弱体化とヒードランの登場によってメガヤンマ自体が弱体化し数が減ったのです。控えめの魅力はその高い火力で、例えばラティオスを高乱数一発、クレセリアをほぼ二発で落とせる出力です。多少火力を削って物理耐久の調整をすることも可能です。欠点は加速前に動かしたいときぬかされる相手が多い、S調整されたすいすいルンパを一回の加速で抜けない、ヤンマのミラーに弱いなどが挙げられます。
次に臆病についてですが、控えめと比べ火力が大幅に落ちます。ラティオスも控えめなら縛れていたのを臆病だと超高乱数で耐えられてしまうのです。クレセも乱数ですがほぼ二発で落とすのは無理です。しかし欠点ばかりではなく、ヤンマは95族なので最速にしておくことで加速前からかなりのポケモンに先制攻撃を打てますし、大抵のすいすいルンパも一回の加速で抜かすことができるのです。どちらか迷ったらパーティに先制技を打てるポケモンが複数いれば臆病、いなければ控えめと考えるのも一つの手ですね。もちものはほとんどの場合気合いのタスキが基本になります。タスキがつぶれやすい環境では命の珠が使いやすいでしょう。
- サンダー 臆病
- 技構成 10万ボルト 目覚めるパワー(草、氷) 身代わり 見切り 熱風 雨乞い 雷 放電 電磁波 羽休め
- 努力値 H220 D36 S252
- 実数値 193-*105-145-115-167
恐らく今一番人気の配分ではないでしょうか。HGSSで理想値のサンダーを入手できるようになり、この配分が誕生しました。100族ということで最速にし、食べ残しの最も効率の良い16n+1である193までHPを釣り上げ、残りを特防に入れることでぴったりラティオスの珠流星群を耐えることができます。人気の耐久重視のサンダーですね。技構成はスタンパなら10万、めざパ、身代わり、見切りを基本に考えるといいでしょう。サンダーめざパのタイプは個人的には草をお勧めします。マンダやガブはシングルではかなりの強ポケですがダブルではそれほどでもなく、ラティオスに簡単に縛られてしまうドラゴンはほとんど出てきません。それよりもラグラージやドサイドンの方がやっかいな存在なのです。サンダーは比較的技スペースに余裕のあるポケモンなので、パーティに合わせて技構成を考えてやるといいです。10万と放電を両方入れるのも一つの手でしょう。持ち物は身代わりと相性のいい食べ残し、オボンなど耐久を助けるものが人気です。